アルミは非常に軽量な素材で、コストが比較的安価である点も特徴です。また、加工が容易なため複雑な形状の製品製造にも活用されています。ここでは、アルミ製のインサートナットを取り扱っている企業や製品をご紹介します。
ツバ(フランジ)つきのキャッチサートです。黄銅素材の他、受注生産にてアルミとステンレス鋼にも対応しています。熱圧入と冷間圧入の二種類の圧入方式に対応しており、取り付け部分との接触面積を大きく取れることから、ボルトを頻繁に脱着する箇所などに適しています。
対応サイズ | M2、M2.5、M3、M4、M5、M6、M8 |
---|---|
対応素材 | 黄銅(C6801)、アルミ合金(受注生産)、ステンレス鋼(受注生産) |
主な圧入方法 | 熱圧入、超音波圧入、高周波圧入、冷間圧入 |
専用工具によって容易に挿入作業ができるアルミ製インサートナットです。NC自動旋盤で切削加工された優れた精度のインサートナットで、挿入後の安定性や強度が高いのが特徴です。
対応サイズ | M2、M2.5、M3、M4、M5、M6、M8 |
---|---|
対応素材 | 鉛レス快削アルミ(KS26) |
主な圧入方法 | 記載なし |
M2~M10まで幅広いサイズに対応したインサートナットです。素材は黄銅(真鍮)の他、アルミにも特注で対応しています。両端が同形状のため方向性がなくどちらからでも埋め込み可能という特徴があります。パーツフィーダーやマガジンを使用した埋め込みにおすすめの製品です。
当サイト「NUT MAGAZINE」では、コストを抑えてくれるインサートナットメーカーを、サイズ×ロット数別に3社厳選して紹介しています。インサートナットメーカー選びに困っている方はぜひ参考にしてみてください。
主流のNC施盤に加え、安定した精度と低コストを実現するカム式施盤を保有。月1,000~数十万個程度に対応しています。また、為替の変動に合わせて台湾・タイ工場に製造ラインを変更し、更なるコストダウンを提案します。
マツダでは、金型製造から自社一貫で対応しています。量産ラインの立ち上げスピードが早く、大量生産でもリードタイムを大幅に削減可能。また、簡易型の使用により、ヘッダー加工品で一般的に懸念点になりがちなイニシャルコストの削減を実現しています。
プレス加工を唯一採用しているタンゲ製作所(※)。プレス、タップ、ローレットの複数工程の同時加工を可能としています。さらに、24時間無人生産ラインを有すことで、人件費を削減し低コストでの大量生産を実現しています。
※Google検索で「インサートナットメーカー」と検索した際に表示されるメーカーの中で唯一。編集チーム調べ(2024年10月時点)。