マイクロファスナーは、2003年の創業以来、樹脂用インサートナットを中心としたファスニング製品の設計・製造・販売を手がける企業です。パソコンや携帯電話、自動車部品など、様々な産業分野で使用される高品質な製品を提供しています。
ここでは、マイクロファスナーのインサートナットの特徴や製品の導入事例についてご紹介します。
マイクロファスナーは、カム式旋盤やNC旋盤等複数の設備を揃え、切削加工で製造しています。インサートナットの製造方法には、ヘッダー加工やプレス加工もありますが、切削加工で作られるインサートナットは寸法精度の高いことが特徴です。
近年需要が増えている電気自動車のインサートナットにも対応可能。自動車業界における豊富な実績があるため、PPAP等の書類や監査にもスムーズに対応することができます。
マイクロファスナーでは、数千個程度の小ロットから受注を受け付け可能としています。
また、切削加工で作られるインサートナットは、金型が不要のため、カタログ製品を豊富に用意されています。M1.6~8までの製品を多く揃えているので、要求条件が合えばコストを抑えた調達が可能。もちろん、ピッタリな部品が見つからない場合には、受注生産も受けています。
インサートナットメーカーは、販売代理店も多々ありますが、マイクロファスナーはほとんど直販の対応となっています。そのため、調達時に何か不安なことや質問があればすぐに対応・回答が可能。
プラスチックに埋めた際にどのくらいの温度・形状・圧入方法になるのかなど、専門的なアドバイスを受けることができます。
樹脂用インサートナットなどのファスニング製品のメーカーとして、製品の企画から設計、製造、販売までを一貫して手がけています。国内外の生産拠点を活用し、グローバルな供給体制を構築することで、様々な産業分野のお客様に高品質な製品を提供。技術力と品質管理体制を強みに、お客様の製品開発をサポートしています。
なお当サイトでは、コストを抑えてくれるインサートナットメーカーを、サイズ×ロット数別に3社厳選して紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
左右対称の形状で方向性がなく、作業性に優れるインサートナットです。対応サイズもM2~M8までと幅広く、圧入方法は熱圧入、超音波圧入、高周波圧入、冷間圧入から選べる点も特徴です。
対応サイズ | M2、M2.5、M3、M4、M5、M6、M8 |
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対応素材 | 黄銅(C6801)、アルミ合金(受注生産)、ステンレス鋼(受注生産) |
主な圧入方法 | 熱圧入、超音波圧入、高周波圧入、冷間圧入 |
ツバ(フランジ)がついたタイプのキャッチサートです。熱圧入と冷間圧入のどちらでも使用可能であり、取り付け部分との接触面積を大きく取れることから、端子等比較的ボルトを頻繁に脱着する箇所に有効なインサートナットです。
対応サイズ | M2、M2.5、M3、M4、M5、M6、M8 |
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対応素材 | 黄銅(C6801)、アルミ合金(受注生産)、ステンレス鋼(受注生産) |
主な圧入方法 | 熱圧入、超音波圧入、高周波圧入、冷間圧入 |
外周ローレット形状が正逆反対方向になっているため、高い引っ張り強度、トルク強度を発揮するインサートナットです。インサート挿入部はガイド付きなので、圧入時の仮置きでは安定して垂直に入り易くなっています。
対応サイズ | M2、M2.5、M3、M4、M5、M6 |
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対応素材 | 黄銅(C3604)、アルミ合金(受注生産品)、ステンレス鋼(一部標準在庫品) |
主な圧入方法 | 熱圧入、超音波圧入、高周波圧入 |
自動車部品の樹脂化が進む中、高品質なインサートナットの供給を行っています。また、電子制御部品や軽量化に対応した製品開発を進め、様々な機能部品に採用されています。自動車、二輪車、鉄道など、メーカーごとの細かな要望に応じた製品づくりが可能です。
スマートメーターや太陽光発電用パワーコンディショナーなど、再生エネルギー機器に使用されるインサートナットを提供しています。また、各エネルギー/インフラ機器に適合した製品を取り揃えており、豊富な製品ラインナップと柔軟な生産体制でお客様のニーズに沿った製品の提供が可能です。
所在地 | 東京都目黒区中目黒4-5-26 |
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電話番号 | 03-3791-0770 |
公式HP | https://micro-f.co.jp/ |
主流のNC施盤に加え、安定した精度と低コストを実現するカム式施盤を保有。月1,000~数十万個程度に対応しています。また、為替の変動に合わせて台湾・タイ工場に製造ラインを変更し、更なるコストダウンを提案します。
マツダでは、金型製造から自社一貫で対応しています。量産ラインの立ち上げスピードが早く、大量生産でもリードタイムを大幅に削減可能。また、簡易型の使用により、ヘッダー加工品で一般的に懸念点になりがちなイニシャルコストの削減を実現しています。
プレス加工を唯一採用しているタンゲ製作所(※)。プレス、タップ、ローレットの複数工程の同時加工を可能としています。さらに、24時間無人生産ラインを有すことで、人件費を削減し低コストでの大量生産を実現しています。
※Google検索で「インサートナットメーカー」と検索した際に表示されるメーカーの中で唯一。編集チーム調べ(2024年10月時点)。