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インサートナットの結合方式について

インサートナットの結合方式としては、圧入時の手法によって圧入方式、熱圧入方式、拡張方式などがあります。それぞれの方式には使用する素材や圧入時に使用する熱源の有無などによって特徴やメリットが異なるため、製造する製品のサイズや材質によって適切な方式を選択しなくてはなりません。

ここでは、インサートナットの結合方式のうち圧入方式と熱圧入方式について解説します。

圧入方式

圧入方式では、プラスチックなどの素材に適切な径の下穴を開け、インサートナットを垂直に配置してポンチ等の機材を当て、金槌で打ち込み圧入します。

保持力やコストパフォーマンスのバランスが良く、熱源を用いずに素材を固定できるため、特殊な機材を使用しなくても比較的簡単に作業できることから、DIYから製品製造の現場まで広く活用されている方式です。

以下のページで、圧入方式の製品の特長や取り扱い企業について詳しく解説します。

インサートナットの圧入方式について
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熱圧入方式

熱圧入方式は、ハンダごてなどで加熱しながらインサートナットを押し込むことでプラスチック素材が柔らかくなるため、容易に圧入できるという特徴があります。

また、時間経過で素材が固まるため、強度も高まります。さらに、ボス部分の形状の影響を受けにくく、圧入時にボス割れを起こすリスクが軽減できるのも強みです。

以下のページで、熱圧入方式の製品の特長や取り扱い企業について詳しく解説します。

インサートナットの熱圧入方式について
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拡張方式

拡張方式は、ボルトを締め込む力で本体が内部で拡張し、樹脂や木材などの母材を内側から固定します。熱源が不要で、片側からの作業も可能なため、既存製品のねじ穴補修や、設計変更による後付けに利用されます。選定時は母材の種類やねじ径を考慮し、指定された下穴径の正確な加工と、適切なトルク管理が性能を引き出す上で重要となります。

インサートナットの拡張方式について
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コストを抑えるインサートナットメーカーを厳選紹介

当サイト「NUT MAGAZINE」では、コストを抑えてくれるインサートナットメーカーを、サイズ×ロット数別に3社厳選して紹介しています。インサートナットメーカー選びに困っている方はぜひ参考にしてみてください。

サイズ×ロット数別
インサートナットメーカー3選

サイズ×ロット数別
インサートナットメーカー3選
サイズとロット数によって、コストを抑えられるインサートナットの加工方法は変わります。そのためここでは、サイズとロット数別に各加工方法でおすすめのメーカーを紹介します。
M12以下×
小ロット
からの
インサートナットなら
精度とコストのバランスを考慮した
切削加工品の製造ができる
マイクロファスナー

主流のNC施盤に加え、安定した精度と低コストを実現するカム式施盤を保有。月1,000~数十万個程度に対応しています。また、為替の変動に合わせて台湾・タイ工場に製造ラインを変更し、更なるコストダウンを提案します。

例えばこんな部品
  • EVや自動車のコネクター部品
  • 半導体製造装置
  • 医療装置

マイクロファスナー
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M6以上×
大量生産

インサートナットなら
ヘッダー加工品を金型から製造可能
イニシャルコストを削減できる
マツダ

マツダでは、金型製造から自社一貫で対応しています。量産ラインの立ち上げスピードが早く、大量生産でもリードタイムを大幅に削減可能。また、簡易型の使用により、ヘッダー加工品で一般的に懸念点になりがちなイニシャルコストの削減を実現しています。

例えばこんな部品
  • 自動車の内燃機関や外装
  • 家電製品
  • 建設機械の部品

マツダの
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M5以下×
大量生産

インサートナットなら
形状・材質を限定したプレス加工で
コストを抑え量産製造できる
タンゲ製作所

プレス加工を唯一採用しているタンゲ製作所(※)。プレス、タップ、ローレットの複数工程の同時加工を可能としています。さらに、24時間無人生産ラインを有すことで、人件費を削減し低コストでの大量生産を実現しています。

例えばこんな部品
  • 電子機器の筐体
  • OA機器部品
  • 携帯ゲーム機器

タンゲ製作所の
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※Google検索で「インサートナットメーカー」と検索した際に表示されるメーカーの中で唯一。編集チーム調べ(2024年10月時点)。